3日目
8/15(火)




Club Tea Ream

朝、ペニンシュラの地下街にある薬局へ
化粧品がD.F.S.より安いが、品物が揃わないのが難。
昔、行って、又、今一度行ってみたいタイガーバーム(腰痛・肩こりに効く軟膏)ガーデンの事
聞いてみると、とっくにそれもつぶれたとか。オーナーがほかの投資に失敗し
今は売却され、マンションが建つと聞き 
日本のいたるところでバブルのつけが廻ってきたときを、思い出しました。
どこの世界からも、老舗の看板がなくなるのじゃないかしら? 淋しいです。
地下鉄で九龍サイドから、香港島の中環へ(ショッピングモールのランドマークの真下)
ランドマークの道を隔てた東側に、 " ペダービル " があります。
15年〜20年ぐらい前、雑誌にアウトレットの店として出ていました。何回か行っては
スワトーのテーブルクロスやベッドカバーなどの生活雑貨を買いました。
その店も姿を消し、若い人の衣類ばかり目につきます。
買い物で疲れた足を休めるのに、いつも入っていたカフェ " Club Tea Room " は
今も昔のまま、古き良き時代のコロニアルスタイルに、ヨーロッパの香りをただよわせていました。
木枠のガラス窓の外に、さらにガラリの扉がつき、天井はプロペラファン、やしのグリーン
B.G.M.にデキシーが小さく聞こえていました。
ランチコース1つ、ビーフン焼きそば、春巻き(といったのにエビの天ぷらが出てきた)
お腹いっぱいの後、足を伸ばしたランドマークとその隣のプリンスビルも目を見張るリニューアルぶり
ウィンドウショッピングしている人たちは、我々より遙かに若い人たちばかりで
熟年層は、どこに行ってしまったのでしょう?


Club Tea Room 我々、一番乗りで
他に客は、いない



ランチコースのメイン
ダックは思ったより、
柔らか
シーフード焼きそばがなし
柔らかいビーフで覆われたビーフ焼きそば
春巻を頼んだのに
出てきたえびのフリッター
まろやかなコーンスープ



Spring Moon と Ned Kelly’s Last Stand

知り合いのすすめもあって、この度、ペニンシュラの中華とフレンチを予約していました。
今夜は中華のスプリングムーンで。
レストランは写真のまま。日本と何ら変わらないサービス。
メニューの文字だけ見ていると、すごいご馳走です。 でも出てきたアワビは
とこぶしの親分ぐらいで、香りもあまり、なかったように思う。
いくら香港の物価が高いといっても、日本での【made in China】の生鮮類の
値段を知っているだけに、このアワビは小さ〜い!そのほかはまぁまぁよかった。
写真はダメだろうなーと思いながら、念のため聞いてみると、
" 我々のポリシーとしては、してほしくない " とのことでした。
お陰で他の料理の写真も記憶も残っておりません。

ディナーの後、これも雑誌に出ていた ジャズ・バー  " Ned Kelly’s Last Stand "へ。
懐かしいジャズ、デキシーなど、とても狭いステージでガンガン演奏していました。
まわりは中国、東南アジア、ヨーロッパと多国籍ですが、皆、ジャズが好きという雰囲気で
曲の途中で、お笑い風の演技が入り、とても楽しめました。
目の前に、日本人の親子連れが入ってこられました。舞台を見ていると、どうしても
私の視界に入ってくるのです。 何かを注文して以来、ご主人は前を向いたまま
静止しているかのごとく、奥さんとお嬢さんは、能面のような顔でお互い、下を向いたまま
何が楽しくてここに来られたのやら。しばらくして出て行かれました。
のどが渇いただけだったのでしょうか?


店の壁、プレーヤー
共に年季が入っている
オーストラリアの
有名な銀行強盗の名前が
店名に。いわれは知らない
とても目立つポスター



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