4日目
8/16(水)


前の晩に、ホテル近くでパンと牛乳を買って、昨日も今朝も朝食にしました。
その日の、どの食事をメインに置くかによって、昼食、夕食のバランスを考えました。
朝のルームサービスもいいかと思いましたが
とにかく、夜が重い時は、朝は気楽に、簡単に、をモットーにしました。




中国の人たちと映月楼

お昼、ガイドさんのおすすめ、芸術センター(ホテルから5分のところ)の2階にある"映月楼"へ。
ちょうどその向かいに、金器、玉器、現代作家の軸ものの展示会場があり
食事の前に、ちょっと、のぞいてみようと。
金器、玉器は、目を見張る精巧なものが多く、これが日本のこれこれの時代と
同時代の作品とは、恐るべし中国人! なのに何故、今まで、日本ほどの
発展をしなかったのかと不思議です。郡部の人たちの、わずかな土地の境界線で
子供のようなけんかをしているのを、テレビで見たことがあります。
気の毒なほど必死なのです。
(日本でも、境界線のこととなると、、結構、ピリつきますが・・・)
でも今や、I T 産業において、インドと並んで、中国もすごい勢いで、成長していると聞きます。
農村と I T とは結びつかないような感じですが、そこは頭のいい中国の人たち
そのギャップを埋めるような方策を、考えていくでしょう。

映月楼では、牛肉腸粉、えび入りワンタンの皮揚げ、えびの蒸し餃子、貝柱・えび・ニラ入り蒸し餃子
いかのニンニク味蒸し物、フカヒレのスープ餃子(ヒカヒレ、椎茸、干し貝柱)
一品一品が少量なので、結構おいしくいただきました。
でも、私はスターフェリーとペニンシュラの間にある、星光ビルの "翠園 "がやっぱり、好みです。



2階建ての香港美術館



足と全身のマッサージ

日本で探してきた足と全身のマッサージの店に、(主人は生まれて初めて)、いっしょに行ってきました。
ホテルから近く、前日に下見して、入ってみないと分からないという結論。
入った部屋の雰囲気はまぁまぁ。日本のテレビで見るような、ツボを押す痛いものではなく
手の甲で、足裏を40分ぐらいマッサージし、あと服を着たままで、上にタオルを掛け
うつぶせのまま、上から、全身をもむ。トータル時間、1時間40分ぐらい。会計は5500円ぐらい。
又、行ってもいいかと思えるぐらいでしたが、お客は我々のみ。
又、消える運命?



手前のくぼみに顔を入れ
全身と言っても
背中側の頭から足の先まで



Gaddi’s French Restaurant

夜はフレンチなので、ちょっと私はドレスアップ、主人はジャケットで出かけました。
夜7時なのに、ほとんど、客が見えない。白と緑を基調とした広いレストランに
シャンデリアは輝き、ムードヴォイスの女性シンガーが、一曲歌っても、どこからも拍手が出ない。
すごく、うまかったので、私は思わず、ついで、主人が拍手しましたら
その女性、うれしそうに、サンキュウと笑顔を、返してきました。
他に2組ほど、日本人らしき客あり。彼ら、食べながら、しゃべってばかりに見えたけれど
やっぱり、歌をありがとうぐらいの視線を、送ってもいいのじゃないのかなー。
ここのロブスターは絶品。爪の先まであま〜く、スパイスにも負けていない、かすかな香りさえ感じます。
活けの上にシェフ直々に作られたとか。
ここも、写真はエチケットとしてダメだろうと、おとなしくしていました。
ウェイターは物腰柔らかく、料理の合間にお愛想で、いろいろと話しかけてくれる。
途中、お泊まりは?と聞かれて、笑顔で" カオルーン "と言ったけれど
ちょっと、恥ずかしかった。  多分、ここのお勘定は、ホテル代よりずーっと高いでしょうから・・・。



レストランのあるペニンシュラホテル


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