デヴィッド・ギャレット

2007年4月



4/9(月) 第49回 大阪国際フェスティバル2007
デヴィッド・ギャレット(ヴァイオリン)&大阪センチュリー交響楽団(指揮 金 聖響 )
のコンサートに行ってきました。
人気のコンサートをネットで取れたためしがない私に、友達が誘ってくれました。
ラッセル・ワトソン、イル・ディーボ、デヴィッド・ギャレット等
 "イケメン " (あまりこの言葉を口にするのは好きではありません)という
枕詞をかぶせられたアーティスト達。
この日も女性が多かったように思います。
ステージに現れた彼の様子に小さな驚きを覚えました。
きちっとした黒服に身を包んだ指揮者以下、オーケストラを前に
全くカジュアルでズボンなどよれーとしていたのです。
早速、オペラグラスで見ることに。一応、上はジャケットを着ていました。
私以外にものぞいている人が、何人かいたのでしょう。
彼が "いやはや " というような顔で、少し、首を左右に振ったように見えたのですが・・・。
ところどころ、オーケストラにシンクロさせるような弾き方、そんな曲なのでしょうか
私には、わかりません。 まるで調音しているみたい。
その後に、ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61番があり
曲の初めから紡ぎ出されるたっぷりした音色は、耳を通り、体中にしみこんで来ました。
でもこれ一曲とアンコール曲、パガニーニカプリース第14番だけ。
あとはオーケストラの演奏、数曲で終演。え〜っ、あれで終わり!?と
満たされぬ思いを抱きつつ、帰途につきました。

1980年 ドイツのアーヘン生まれ。4才からヴァイオリンをひき始め
8才でオーケストラと共演するなど、神童として注目を集める。
13才でレコードレビュー。
2001年よりジュリアード音楽院で研鑽を積む一方
モデルとしても活躍する。
2007年クロスオーバーアルバム
(ジャズ・ロックなど様々なスタイルの音楽を混合させた演奏形式)
の「フリー」を発表。(CDジャーナル参照)
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