ウィンザー城





7/30(月)
  ”ピーターラビットと湖水地方”のオプションは所要時間13時間と、とても疲れそうだし
  5年前にも訪れたことがあるので、今回は、参加しなかった。
  その代わり、”ウインザー城”(エリザベス女王が週末に過ごされる)がいいよ”と
  ロンドンに来る前から、聞かされていたので、オプション不参加の友達と二人で行くことにした。
  見知らぬ場所に出かけるのは、ちょっと気後れしそうだが
  分かりやすい地下鉄やナショナル・レイルを乗り継いで13:15到着。
  ロンドンの西の郊外、ウインザーイートンセントラル駅まで、2時間近くかかった。


  どこか田舎的でのんびりしている。
  駅を出たすぐ左に、なだらかな登り道が見え、そのさきにウインザー城が見えた。
  お城に入る前に、近くのレストランでお昼を済ませることにした。
  舌平目のムニエルは、今までになく、おいしかったけれど、
  1人前としては、異様な大きさだった。それを友達は、ペロリと平らげた。
  お腹は大丈夫?とちょっと心配になったが、その後、何にも起こっていない。


  ウインザー城の ”エントランスはこちら” のサインどおりに行くと、長蛇の列。
  チケット売り場のおばさんは、何も言ってないのに
  さっと2人分のシニア券をだしてくれた。
  2人で大笑い。笑っている人間の認識不足のほうが、笑える。






  ゴシック建築のウインザー城は、11世紀に建てられ、増改築を重ねてきたと聞く。
  ゴシック特有の垂直性の高い建物や尖塔など見えないが、
  石造りの外観は、900年の時を刻んできた重みが感じられる。
  内部の1枚の壁全部に掛けられたタペストリーの見事さには、目を見張ってしまう。
  その時代時代の最高の技術を施した壁の造り・調度品などは
  見る者の心を落ち着かせる。
  女王の若かりし頃から現在までの写真を、興味深く見ることができた。
  美しさと品格を兼ね備えた女王の姿に、今なお、一等国たらしむ何かを深く感じた。




入口の色が紫から茶色に
変わっていた。
以前と同じ2階の窓側に座った。 
2人で食べきれないぐらい
大きかったロブスター
味もよし。 
 小エビのワンタンスープ
世界のどこで食べても
中華料理はおいしい。



  夕方の7時ごろ、小さな中華料理店 ”Super Star” の2階にたどり着いた。
  5年前、ロンドンに来た時、ピカデリーサーカスをうろついて、中華街で見つけた店である。
  ここのアワビとダックのお粥が忘れられなくて、どうしても、もう一度食べてみたいと思った。
  しかし、店こそ同じであったが、メニューは変わっていて、そのお粥はなかった。とても残念!