お正月を九州 屋久島・霧島温泉で
2012年1月

 



12月は夫の検査結果がどうなるかとやきもきした分
お正月は温泉にでも浸かって、ゆっくりしたいと思った。それも南の方の温泉。
あれこれ候補を考えるうちに、屋久杉もいいな〜と言う。
夫はいまだ、千年杉を見たことがないので、まず屋久島へ。
そのあと、霧島温泉へ行こうということになった。



12/31(土) 大阪空港 8:35AM発-----屋久島空港 10:00AM着
         最近の旅のパターン通り、着いた空港からホテルまで
         ハイヤーで観光しながら、送ってもらう。
         約3時間、今回は屋久杉ランドを含む。

         屋久島は 月のうち、35日は雨 ″と言われるぐらい、雨が多いらしい。
         この日は快晴。
          屋久杉ランド ″と聞けば、お子様相手のようだが、入口を入り
         遊歩道を歩き始めると、もう、そこは、体が緑に染まるような原始林の広がる森。
         紀元杉・仏陀杉・くぐり栂 ほかに双子杉・くぐり杉・母子杉など
         樹齢千年以上の屋久杉の森である。
         とてつもなく、そびえる木もあるが、半ばで折れたようなものもある。台風と雷が原因とか。
         折れた先には、他の木の種が着床し、成長しているのが見える。
         花崗岩のこの島では、大きな岩までも抱き込んで根を張る。
         自然の営みのすごさ、悠久の時を、そこでは感じられる。


         50分コースは年齢・履物・服装を考えずに気軽に行けるコースである。
         縄文杉には及ばないが、その神秘の森を十分感じ取れたと思う。

沙羅双樹の沙羅の木
京都の東林院のそれとは
種類が違うよう 
春には薄ピンク色の花が咲く

数百年前に伐採された株元に
新たに育った双子杉 




         標高1300mのこのあたりは1月に1.5mの雪が積もることもあるとか。
         平地はというと、南からの黒潮の影響で摂氏18度。
         亜熱帯〜寒帯の植物分布が見られる。
         日本にある植物の種類の7割が自生している。
         屋久杉は、油分を多く含み、1000年以上経たないと、空洞化しないと聞いた。
         さる・鹿・いたち・ねずみは、すべて小型化している。
         少ない食料で、効率よく生きていくためだという。


 木に隠れるようにして鹿が見える
猿を頼りに行動を共にしている
どこかで見たような顔
餌やり禁止 
人間を見ても、無関心 



         2:30PM ホテル着。遅いお昼をモッチョム岳(右のとがった方)を眺めながら、済ませた。




                                                    屋久島いわさきホテル泊