4/3(日)
     今日も、朝ゆっくり。
     12時前、ホテルを出て、ノートルダム寺院へ。
     地下鉄でオペラから、4つめのシャトレまで行き、橋を渡れば、シテ島。
     20年ぶりぐらいと思う。美しいノートルダム寺院を、再び仰ぎ見るとは思わなかった。
     寺院に入ると、ちょうど礼拝が終わる頃だった。
     聖歌隊が歌い終わり、参拝者の前を列をなして帰って行った後
     私は娘たちと、はぐれてしまった。
     1人でゆっくり見回って、1時ごろ出口に来ても、会えず。
     まぁ〜1人で帰ってもいいかと思って、寺院を出た。
     外で待つこと、しばし。メールが入った。まだ、中で見学しているので、待っていてと。
     この旅行で海外で初めて、携帯が機能した瞬間だった。

     エッフェル塔へ
     雨がしょぼしょぼ降ってうら寒く、入場までに、体が冷え切ってしまった。
     やっと乗れたエレベーターの中階で一服。カフェ・オ・レで体を温めた。
     最上階から見たパリ市内は、頭でこんなものだろうと想像していたものより
     はるかに、すばらしい。
     道路が八方に真直ぐに延び、先は視界から消えている。
     重厚な建物がユニットのように、整然と並んでいる。
     わが国から見れば、未来都市のようだ。



     一度、ホテルに戻り、5:30PM、再び、シャンゼリゼ通りへ。
     足がなんとなく、重い。
     凱旋門までの道が、少し登りになっているのに、今まで気づかなかった。
     娘たちは又、買物が目的。
     7:30PM お昼抜きだったので、夜は食べれそうと。
     このシャンゼリゼ通りにあるブラッスリー(レストランより気軽)の
     "フーケ"が最後の夕食の場所になった。


凱旋門の上に、ぶつぶつと人が見える
今回も、登りそこなった
日曜日なのに、よくぞ、一席空いていた。
食後、"Excuse me, bill please!"
と、言ったのに気がつかない
改めて、調べていた
" L'addition, sil vous plaît"
と、言ったら、ニコニコ顔で振り向いてくれた。
このあたりが、フランス人気質?



4/4(月)
     帰国の日
     朝8時 ホテル出発
     11.05AM シャルルドゴール〜フランクフルト経由で
4/5(火)朝8時 関空着。


     ここ数年、自然や素朴な人々の暮らしを見る旅行が続いていた
     久し振りにパリに来て、あれもこれも見てみたい、訪れてみたいと
     思うことはあったけれど、今回はおつきとして、おとなしくしていた。
     
     孫にとっては初めてのヨーロッパ・パリ。
     美しく整備された町並み・膨大な美術品を備えた美術館・歴史の重みを感じる大聖堂
     小粋なカフェなどなど、パリのほんの一部だけれど、彼女の目にはどう、映ったのかしら。
     それぞれの場所で、娘が孫に説明している姿を見るにつけ
     いい母親をやっているな〜と心から思えた。


     家路へのタクシーから、道路沿いの満開の桜を眺めた時
     心がふぁ〜と開放されるのを感じた。