パ リ へ
2011年3月



下の孫娘が、去年の中学入学時より、パリへ行きたい,行きたいというので娘が計画していた。
そして、3月11日、あの大地震。こんな時に、あまり行く気にもなれなかった。
それが、時と共に、私の気持ちも落ち着き、結局、3/30(水)〜4/05(火)行く事になった。
私はおつきの立場で、これといって、見たい、したいことなし。


3/30(水)
     関空 10:00 AM発 ルフトハンザ航空 フランクフルト経由
     シャルルドゴール 6:15PM着。

     ちょっとしたハプニング
     今回もマイレージでビジネスを取った。
     1人で乗っている男性は、大概、きりっとしたビジネスマンが多かったように思う。
     なのに、隣で寝ているおにいさんは、だら〜とリラックスして、それらしく見えなかった。
     乗務員がやってきて、後ろの二席が空いているので、変わってもいいとのこと。
     後ろに移った。
     しばらくして、私と同年輩の女性が、そのおにいさんのところにやってきて
     サインをお願いしますと言っている。
     その女性に聞いた。 " サッカー選手の岡崎さんですよ。 " 名前は聞いたことあるような・・・。
     随分前、あんなに熱中して見ていたサッカーを
     ずっと、韓国の時代劇に、はまり、見ていなかった。
     乗り継ぎのフランクフルトのセキュリティ・チェックでも
     私の前に長友、内田選手らがかたまっていた。
     被災した人々を励ましに、一時帰国し、又、帰るのだろう。
     岡崎選手は、ここからシュトゥットガルトへ、又他の人達もそれぞれ、違う方面へ行くと聞いた。
     エコノミーに乗っていた孫娘が " キャ〜!いいな!いいな!" の連発。
     相当のサッカーファンみたい。  


      シャルルドゴールには定刻6:15PM到着。
     空はどんより。ちょっと雨。でも寒くない。
     バス乗り場を探していると、よからぬ輩に声をかけられた。
     でも無視。 どこの国にもいるのですね。
     空港からオペラ駅そばまで、ノンストップバスで、約1時間。
     泊まりのホテルはこのオペラ駅近くの
                              インターコンチネンタル・パリ・ルグラン


ホテルから出て、すぐのところにオペラ座
重厚な佇まい。
いぶした様な緑青と金ぴかがちょっと、アンバランス
左のオペラ座から、真直ぐにのびるオペラ通り
町全体が、計画的に造られたのも
又、ず〜っと何百年もそれを維持しているのにも驚かされる

3/31(木)
     ホテルは娘が取ってくれていた。
     パリのホテルはシングルorツインでエクストラベッドを入れてもらうには
     スウィートしか、無理のようだった。

     昨晩、飛行場からホテルに着いた時、結婚式があったみたいで
     着飾った人々でラウンジが埋まり、チェックインがすごく遅れた。
     今日はうそみたいに、人影もなく、静かである。



     ゆっくりとした朝食のあと、タクシーでルーブル美術館へ。
     日本語のイヤホーンを借りて、これだけはと思うものだけを見ても
     3時間半ぐらいかかった。

雨の平日にもかかわらず、長蛇の列 この崇高な美しさは、永遠なり いつ見ても、画面の小さいのに、驚く
サモトラケのニケ
エーゲ海に浮かぶサモトラケ島で
発見された紀元前190年頃の作
ミロのヴィーナスと双璧をなす逸品と
言われている
見慣れた有名絵画以外にも
どの部屋にも、すばらしい作品が
あふれている
この地に住む人がうらやましい



     イヤホーンを借りるとき、デポジットとして、クレジットカードか
     保険証を預けるように言われた。
     (パリのルーブル美術館へ行く時は、日本の保険証を持っていくべし)
     
     夜は疲れて、レストランに行きそびれ、ルームサービスをとった。