8/20(金) 第6日目 ガウディ巡り
★ カサ・ミラ
カサはスペイン語で家のこと。 ミラの家。
ここはもともと、高級アパートメントとして建てられたもの。
外見は異様な感じさえするが、内部はやさしい曲線ですべてが造られている。
壁、調度品の色合いが、とても落ち着く。
建物の中心はパティオになっていて、どの部屋にも明るい陽ざしが差し込む |
★ カサ・バトリョ
バトリョの家。
カサ・ミラもカサ・バトリョも、見方を変えれば、メルヘンチックである。
忘れてしまっていた遠い日の、あのワクワクした子供の頃を
ふと、よみがえらせてくれるような気がした。
実業家バトリョがガウディに増改築を頼んだカサ・バトリョ。テーマは海。 光がさしたステンドガラスは、海面に踊る水の戯れのよう。 右は、カラフルなモザイクを貼った屋上の煙突 |
3時過ぎ、ティールームで一息ついた後、まだサグラダ・ファミリアに間に合いそうと。
地下鉄 L2 のパセッチ・ダ・グラシア駅(ここからサグラダまで6〜7分)までの
地下道の長かったこと!
★ サグラダ・ファミリア
入門に並び、塔の上に登るエレベーターにも40分ぐらい並んだ。
さらに尖塔まで、1人 or 2人歩けるほどの階段を上り、地上65mに達した。
街を一望するや否や、あとが、つかえているので又、下りることに。
健脚の人は、ほんの1人通れる螺旋階段を下りていった。
サグラダ・ファミリアのすごさは、建物全体もそうだけど
ガウディの生存中に完成した東側の"生誕のファサード(正面)"などにも見られる。
面という面すべてが、精緻な彫刻で埋め尽くされている。圧巻である。
1882年の着工から考えると、今なお、建設しながら、経年の劣化も補っているのだろう。
偉大な建築家のとてつもないこの作品が、後の世の人々をも楽しませ続けるだろうと
思いを馳せた。
1882年着工、財源不足により 遅遅とした建設も、入場料値上げにより 2020年頃には終了の予定とか。 それにしても、工事の人影も見えない。 |
中はがらんどう。 高い天井を支える柱の上部が 枝分かれしているのが興味深い。 |
尖塔から見えた他の鐘楼 |
8/21(日) 第7日目 グエル公園
朝、ホテル近くのカフェテリアで、ゆっくり朝食を取った。
3:30 グエル公園へ。
ここバルセロナは地下鉄が便利だし、タクシーは安くて安全なように思えた。
ただ、英語が通じない。地図を見せて、指さしで何回も現地の言葉らしきものを言って
なんとか、わかったみたいだった。
美しい色とりどりのモザイクを使った、とかげの噴水。
他にもベンチなど、ガウディが生み出した破砕タイルの技術で
弟子のジュジョールの作ったものが多いという。
大人が童心に帰れる場所。若い人達で一杯だった。
夕食は創業200年の "ラ・タグリアテラ" スパゲティのレストラン。