8/18(水) 第4日目 モンセラット行き

        ガウディのサグラダファミリア、ミロやピカソの美術館は、もちろん
       もう1つ、どうしても行きたいところがあった。
       奇岩が聳え立つ山の中腹に、へばりつくように建てられたモンセラットの修道院。
       実際は、そこが思ったより広く、俗化しているのを見て、少々、がっかりした。
       今回は、バルセロナに来て翌日、日本語案内所でモンセラット行きを申し込んでいた。
       日本人ガイド付きのマイクロバスで、行きかえり(3時〜6時半)がとても楽であった。


8/19(木) 第5日目 本来は休息の日

        休息とはいえ、ホテルの部屋でじっとしていると、なんとなくつまらなく感じ出して
       午後、近場のカタルーニャ音楽院(*1モンタネール作)を見に出かけた。
       2階の大ホールの内部を見るのに、長〜い列が出来ていて、断念。
       そのそばに本日の催しとして、ピアノによるジャズコンサートの案内があった。
       6:30からの予約を取り、昼食のテイクアウトを持って、ホテルに戻った。
   *1 (19世紀末、ガウディとともにバルセロナ・カタルーニャを代表する建築家)
      




    
建物の前の道が狭くて、カメラに納まりにくい。
       「花の建築家」と呼ばれたらしいが
    確かに、建物の内にも外にも
フローラルな雰囲気が、漂う。
       



       ジャズのピアノソロは100人ぐらい入る小ホールで行われた。
       盲目のピアニストの指を通して聞こえる、軽やかなリズムは、とても心地よかったし
       アンコール曲の音の美しさに、その場にいる幸せを思った。
       もちろん、その場内の、ドアや窓のガラス、柱に *2"モデルニスモ"が
       今も息づいているのを、感じられたことも加味されているが・・・。
   *2 (スペイン版アールヌーボー 19世紀末、カタルーニャ地方で起こった芸術様式。
       当時の重要な人物に画家のルシニョール。それに続くピカソ、ダリ、ミロ
       建築ではモンタネール、ガウディ)

    

上が大ホール。下のロビーの左に小ホールがある。
1908年完成から100年を経過して
今、再現しょうとしても不可能な雰囲気、重厚感にあふれている。