8/17(火) 第3日目 アンドラ公国へ
山深い里に、おしゃれなマダムのそぞろ歩く姿。
"No Tax"が魅力で、フランスやスペインから買い物に来るというアンドラ。
テレビでみたのは、いつの事か。
9:30 ホテルに迎えに来てくれたブランさんは、若いが落ち着いたフランス人男性。
EU圏内は就労ビザなしで、働き、住めると言う。
現在、スペイン、バルセロナに住んでいる。親・兄弟は、フランス、リヨンにいて
よく行き来しているらしい。
島国日本では、考えられない。うらやましい!
若い頃から世界各地を旅し、日本文化、日本語、料理に興味をもった。
結局、8年間、大阪寝屋川市に、住んでいたと聞き、これ又、ビックリ!
母国語のフランス語以外、スペイン語、日本語、英語、ドイツ語を話せるという。
外国語をマスターする秘訣は? そこに住む事です。
わかっているけど、私には出来ない。
スペインは消費税16%、アンドラは2006年1月1日まで消費税なし。現在は4%
電気製品や外国からの輸入品は、免税
道は買物客の車で、一年中渋滞する。
12:50 やっと入国出来た。
さらに渋滞が続き、山の上のレストラン"カノラッシュ"(標高1635m)に
2:00 到着。
10:25 塩の山 これは工業用 マヨルカ島の塩は食用で とてもおいしいらしい |
車のナンバーの前に"E"と付いているのは スペインがEUに加盟してからの車 |
2:00 カノラッシュのレストランの前で |
このレストランは泊まることも出来る この地方独特の石積みの建物 |
家族ぐるみで働いている 湿気は、ないものの外は 焼けつくような暑さ |
大きなメロンにイベリコ豚の生ハム *イベリヤ半島で飼育されている黒豚 上質の脂肪と霜降りの赤身が特徴 |
4:15 首都 アンドラ・ラ・ベリャを素通りし、ロープウェイのある ラマサナへ。
我々2人だけでロープウェイに乗り、山頂パル(2000m)まで。
その間にガイドが車で、別の道から山頂に到着。
そこには、レストラン、大駐車場、子供の遊び場もあった。
さらに車は北へ進む。標高2220mの"アルカリス"まで。
去年2009年7月に行われた"ツール・ド・フランス"の第7ステージの到着点である。
バルセロナをスタートし、登りになると平均勾配 7.1%
10.6kmの登坂距離は、まさに超級山岳といわれる所以である。
初めて見たタバコの葉 | 1995年オープンしたスパ&レジャー施設 巨大プール・お風呂・エステ・レストランなど 一日中、ゆっくり、楽しめる |
山あいの小さな村に、結構、のっぽの建物 夏はハイキング・サイクリング 冬はスキー・温泉と 一年中、訪れる人々が多いと。 |
6:00 空は明るいが、この時間になると、山特有の肌寒さを感じ、もう気持ちは帰ることだけ。
丸一日かけて、アンドラを縦断し、結局、アンドラの町は、休憩のために寄ったぐらいで、終わった。
ショッピングにあまり興味のない私には、かえってこの一日が、想い出深いものとなった。
すっかり、あきらめていたアンドラの地に足を下ろし、実際に、そこの空気を吸ってきたのですから。