5/24(月) 第3日目 世界遺産 プリトヴィッツェ湖群国立公園


       オパティアを後に、ツレス島、クルク島を右に見て、海岸線を行く。

このような美しい海がず〜っと続く。一枚の葉っぱさえ浮かんでいない浅瀬。真水のように感じる。



       リエカから内陸部へ入っていく。
       内戦で廃屋と化したセルビア人の家が、突然、視界に入ってくること、しばしば。
       今は何もなかったかのように静かで、この田園地帯に
       そんな陰惨な過去があったなど、想像できない。

       途中、蜂蜜やスモークチーズを売る村に寄ったりして、12時レストランに到着。
       プリトヴィッツェ国立公園まで、ここから5分と聞く。

       大小16の湖と92ヵ所の滝。 200平方kmの面積の大部分が森林に覆われており
       クマ・オオカミ・多種類の鳥類など、多くの野生生物が生息しているという。(地球の歩き方)

       公園の入り口を 1:10PM スタート。
       多くの観光客や小学生の遠足と重なり、細い遊歩道は数珠つなぎ状態。
       かえって私には、時々、足を止めることで、休みが取れてよかった。
       標高差 約60m、歩行距離 2km、歩行時間 2時間。
       湖面が段々になっていて、そこから落ちる滝の高さや水量に大きな違いがあり
       見応えがある。
       溶け込まれそうな緑と湖からの湿気、葉陰を抜けてきたそよ風が
       気持ちよくて何とか歩き終えた。



       3:10 大きな湖で乗船
       4:35 連絡バスで10分で下まで。 徒歩でホテルまで。

                                   ベルビュー プリトヴィッツェ泊


5/25(火) 第4日目 シベニク〜トロギール〜スプリット(ダルマチア地方)

       今日も快晴。  18度C。
       8:00AM プリトヴィッツェ 出発。
       森の中、緑の丘を越えて、ひたすらバスは海の方向に走る。
       セルビア人とクロアチア人の激戦区には
       いまだに、破壊された教会が打ち置かれている。
       人々の記憶にとどめるためなのだろうか?
       9:50 海が見えた。ザダルの町。 気温28度C。
       アドリア海を右に見ながら南下していくと、シベニクにお昼前に到着。
       お昼はこの辺りの代表料理の一つ、スカンピ(手長エビ)の蒸し料理。 いける味である。
       

15世紀に建てられた
世界遺産の聖ヤコブ大聖堂
旧市街の通路は人の行き来で
つるつるに光っていた
聖ヤコブ大聖堂にある
洗礼室の美しい天井
大聖堂の真向かいに旧市庁舎
今は、レストランになっている
広場・大聖堂・市庁舎はひとつのヨーロッパスタイル?

この国に来て、初めて味わったシーフードの
スカンピえび
ドサッと入れてある
食べる方も気楽に両の手で 




       3:00 シベニク出発、トロギールへ。クーラーの入ったバスは快適。
       右にアドリア海、左に岩山と禿山(山火事によるらしい)。
       1時間のち、城壁で囲まれた小さな島・トロギールが見えてきた。
       オレンジ色の屋根がこの島を覆っている。
       聖ロヴロ大聖堂を見学。 
       5時ごろ解散したあと、オープンカフェで一服。ソフトクリームをほおばる。
       5:40PM トロギールを後にし、泊まりのスプリットの郊外、ポドストラナへ。

トロギール・クロアチアを
代表する
聖ロブロ大聖堂の鐘楼
13世紀〜17世紀の
長きにわたり建造されたため、
その時代時代の
様式が窓の形に反映している
アダムとイブの像が両端に
彫られている入り口の
門のそばの
あまりにも見事な彫刻
13世紀のものと聞いた。
礼拝堂に置かれた守護聖人の
石棺




                                   ル メリディアン ラブ  ポドストラナ泊