クロアチア・スロベニア9日間
2010年5月
" クロアチアへ行かない? " と旅友から誘われたとき、私はそれがどんな国かも知らず
行ってみたいと返事していた。
内心、あの内戦の多かった国へ?という懸念もあったけれど・・・
いつもアンテナをはって情報の早い彼女の言う事だもの、間違いないだろうと。
5/22(土) 第1日目
関空 10:00AM発でフランクフルトまで12時間。時差は−7時間。
フランクフルト 20:20発 リュブリャーナ(スロベニアの首都)21:35着
専用バスでブレッドにあるホテルまで1時間半
ホテル
ゴルフ ブレッド泊
5/23(日) 第2日目 スロヴェニア観光
四国ぐらいの大きさのスロヴェニアは、北をオーストリア、西をイタリア
南をクロアチア、東をハンガリーと国境を接し、古くから外的支配にさらされていた。
1991年の旧ユーゴスラヴィアからの独立は、ついこの間の話に聞こえる。
8:30 ブレッドのホテルを発ち、ブレッド湖へ。湖の唯一の小さな島・ブレッド島には
聖マリア教会がある。環境保持のため、モーター禁止。手漕ぎボートで。
どこかの観光地のような賑わいはなく ほどよい人数の人々 |
イタリアの船頭さんのように 洗練されていないのが、とても好感持てる |
撮る角度が悪かった 本当は絵葉書になるような美しさ |
この階段を登らないと、 聖母被昇天教会に辿りつかない |
真ん中に聖母マリア 両端には、ブレッド領主ヘンリック2世夫妻 |
湖面から約100m高さの断崖に建つ ブレッド城 後方にユリアンアルプス (日のあたる側のアルプス)に 属するトリグラフ山 |
時々、鳥の声が聞こえるが、そのほかは、湖面を行くボートのオールの音のみ。
湖岸の高台には、チトー大統領、ナセル大統領、ネルソン首相の元別荘が見えた。
ずっと政情不安だった国と聞いていたけれど、今は全く、平和である。
大きな声でのおしゃべりが、はばかられるほど静かで、マロニエやリラの花が
今を盛りと咲いていた。 その後、バスでブレッド城へ。
ブレッド城から、聖母被昇天教会が 真ん中に、小さく見える |
ブレッド城の中にある活版印刷所 実際に体験も可能 |
ブレッド城は、博物館になっていて さ〜っとみて、降りてきたところに 僧侶が造るワインのお店があった。 アイスワインなら飲めそうなので一本、買った |
午後、世界で2番目の規模とガイドが説明していたポストイナ鍾乳洞へ。
3:00PM発の洞内のミニトレインに乗ること10分。
鍾乳洞の垂れ下がりの下を、すごいスピードで走り抜ける。
ガラの大きい人は、頭を吹っ飛ばされないよう、時々、身をかがめていた。
ゆがいたスパゲティが天井からびっしりとぶら下がっているような「スパゲティの間」
実際にコンサートが開かれる大ホールのような「コンサートホール」など。
撮影禁止が残念。中段の写真は、洞内にいる生き物の写真展示したものを写した。
表面がグレー又は黒いのは、マンガン、赤は鉄分を含んでいる。
表面がぬれているのは、今も成長しているとのこと。
出てきた時は5時前だった。
又、バスに乗り、のどかな田園風景の中を行く。
時々、小さな教会のある村や町を通り抜けた。
カルスト地形の山々が続いたかと思うと、森の中を抜ける。
こんな単調な景色でも、普段、見慣れていない私は、飽きる事がない。
5:50PM 国境に着く。 スロベニアを出国。
6:15PM クロアチア入国。
バスに入ってきた検査官に向かって、パスポートをそれぞれが掲げるだけでOK.
泊まるだけにやってきた、海辺のリゾート オパティアへ。
昔、貴族の別荘だったのを ホテルにしている こんな瀟洒なホテルが多いオパティアの町 |
ホテル
ブリストル オパティア泊