ゆふいん・熊本城・下関(ふぐ)
2010年1月
" おいしいふぐなど一度も食べた事ない "
毎年冬になると、聞かされる夫の言葉である。
新型インフルエンザのこともあって、今年の冬休みを日本で過ごすなら
下関まで行こう。総天然のふぐを食し、長年の思いを払拭してもらおう。
いいなと思う旅館は1月6日からしか、空いていなかった。
その前に名前がステキな"ゆふいん"に一泊、
夫の希望で熊本に一泊と3泊4日の旅となった。
ゆふいん
1/4(月) 9:09発 新大阪→博多経由→由布院
"ゆふいん"という響きは、湯煙の立つ温泉町を思わせる。
が、ぞろぞろあるきで進んでも、な〜んか田舎っぽい。
よく言うと、静かで落ち着いている。
博多〜ゆふいん間 木のぬくもりを 感じる特急列車 |
駅のイメージは若者向き | ゆふいんの駅を降りたら、 目の前に由布岳 片田舎の風情 |
日の春旅館の入り口 人影の見えないのがいい |
玄関からここを通って 部屋に通される |
底に砂利を敷き詰めている 気持ちのよい露天風呂 ここはもう一度入ってみたい気がする |
この辺り特有の麺かゆ椀 稲庭うどんを1cmくらいに細かくし お吸い物の実にしている |
黒豚と思いきや、もち豚の柳川もどき | 地ビールと聞いて注文、 二人で半分くらい空けたかしら |
海抜400mくらいの山里に、ガラス工房、クラフト工房、染め工房
食事処、甘味処と軒を連ねているのがメインストリート。美術館も多数あると聞く。
ゆふいんの御三家といわれる"玉の湯・亀の湯・村田(新しい)"の
旅館の姿が見あたらない。
多分、隠れ家的にそれぞれ、点在しているのであろう。
温泉町にありがちな歓楽色を排し、映画祭や音楽祭を催すことで
山里の文化圏をめざしているように思える。
時代に即したポリシーだと。 日の春旅館泊
熊 本
1/5(火) 今日はゆふいんからバスで約4時間
九州横断道路(やまなみハイウエイ)を通って、熊本へ。
このバスは途中、今人気の黒川温泉や、阿蘇山の入り口にも止まるけれど、我々は直行。
熊本駅前 13:04着。 熊本ラーメンの昼食。2時間くらいの熊本城見学。
阿蘇山の外輪山が続く。 どこに阿蘇山があるのか、見逃してしまった。 | ||
大阪では見られなくなった路面電車。チキンラーメンの四角い袋みたいで懐かしい。色とりどりで楽しくなる。 | ||
熊本城東南角の須戸口門から 入って天守閣を見る |
右側の石垣は、カーヴのゆるい方が 古いらしい。左の石垣は年代が 下ってから、継ぎ足されたので急である |
本丸御殿の地下通路 " 闇り通路 "(くらがり通路) |
よくぞ集めた立派な梁 " 大御台所 "の天井 |
部屋の広さに比べ コンパクトに出来ているかまど |
本丸御殿・床の間 | 床の間にずずっと続く大広間 |
大小天守閣は本丸御殿と違い、 内部は石の階段・石のフロア 昭和35年に復元したもの |
大天守閣から小天守閣を見る | 宇土櫓(うどやぐら) 約400年前の 創建当時から残る唯一の多層櫓 |
面積98万u 周囲5.3km 大小天守閣・櫓の数49・櫓門18・城門29 往時の熊本城はこのような3階や5階建ての櫓が林立し まさに難攻不落の巨大要塞であった。(お城のしおりより) |
ホテルニューオータニ熊本泊