8/15(土) ブリュッセル
午前中、ブリュッセルのオープントップバスに乗り、2時間ぐらいの市内観光に出た。
前日に発車時間、所要時間を確認していたし
乗車のときに運転手から切符を買って乗るのも教えてもらっていた。
とにかく、何を言ってるのかわからぬまま、町の大体の景色を見て回ったという感じ。
終わりに近づいた頃、グランプラスと聞こえたので、降りてみた。
ブリュッセルに来て、世界遺産のグランプラスを見ずには、帰れない。
重厚・壮麗をほしいままにする15〜16世紀に建てられた建造物が、この広場を取り囲む。
2年に一度、8月に、この広場が花で敷き詰められ、世界中から人々が集まるという。
左に市庁舎を見ながら、一角のレストランの外の席で、目的のムール貝のほか、適当に注文。
味は日本よりはいいが、ヨーロッパ人がいうほどの感動はなかった。
ここからホテルまで、思ったより近く、歩いて5分ぐらいだった。
あとは、スイスに向かう予定。
午後2時には、ホテルに予約していたタクシーで空港まで送ってもらった。
2:30ごろ 空港についてすぐチェックインし、お茶して3時からゲートに向かった。
そのゲートは、先が見えないくらい遠くて、30分ぐらいかかった。
今回は余裕をもって、 17:10 発のブリュッセル航空に乗れた。
エビアン
スイス・ジュネーヴには、 18:30 予定どおりの到着。
ここからは又、知り合いを通じて、ガイドさんをお願いしていた。
日本に8年間住み、日本語ペラペラのアヌシー在住のフランス人男性。
身長183cmで、出迎えの人の群から、ちょっと体を動かしただけで
その人とわかった。行く前に写真ででも、見ていた。
この旅行の前には、アヌシーなんて聞いたこともなかったけれど
知り合いのアヌシーの話にすぐ飛びついて、この旅行となった。
ジュネーヴはレマン湖の一番南に位置し、湖はそこから北東に細長く延びている。
アヌシーはそのジュネーヴから南へ、車で30分〜40分と聞く。
アヌシーに行く前に、レマン湖の南側 真ん中辺りに天然水で有名な "エビアン
"に行くということだった。
その夜、レマン湖の花火大会があり、彼が?楽しみにしていたとか。
実際、その夜の花火といえば、まるっきり日本と違い、気抜けしてしまった。
大曲の花火を見せて、"これが花火だ〜!!" と言いたい。
旅行から帰った二日後、NHKで秋田県大仙市の"大曲の花火"を中継しているのをたまたま見た。
子供の頃、見たそれとは格段に違う。ヒュルヒュルと同じように上がっていくけれど
邪魔する光の全くない漆黒の空に、爆発音と共に、大きな光の花が何段にもいろいろ、色を変え
形を変えて散るさまは、全く、壮麗である。3時間の放映中、片時も見逃せないほど、素晴らしかった。
誰でも、一度この目で見たいと思うのじゃないかしら?
今年の人出は68万人とか。交通渋滞や宿泊のことを思うと、ちょっと考えてしまう。
ラ・ヴェルニアーズ エビアン 泊
夜遅く、ホテルについたので、あまり、まわりがわからなかった。
小高い丘の上にあり、我々の泊まったホテルのほか、コテージ、プール、テニスコートなど
花や緑に覆われた滞在型のリゾートホテルだった。
8/16(日) スイス・シヨン城& イヴォワール&アヌシー
朝、エビアンで最も有名な "カシャの泉" (カシャ氏所有)と
そのエビアン水のロワイヤル・パーク・エビアン本社をのぞいた。
アヌシーに行く前に、エビアンから湖岸を東へ。
シヨン城へ(ここはスイス圏)。12世紀よりサヴォワ家の支配下に置かれたあと
又、ベルン人が奪い、さらにヴォー州へと、所有が移った。
城は要塞、武器庫、そして牢獄として使用された。
(1532年、宗教改革を企てたボニヴァールが、サヴォア公に捕らえられ、4年間
幽閉されていた城。後にバイロンが「シヨンの囚人」をうたったことで有名になった)
城内には、その時代、時代を刻んできた証しを見ることが出来たが
そんな歴史を感じさせない、静かな中世の古城の佇まいであった。
途中、スイスとの国境で車を止められ、ガイドさんが質問されていた。
同じEU圏内でも、やはり国境は警戒している。
このまま、湖岸を回っていけば、よく耳にするローザンヌがあるけれど
もと来た道を戻り、さらに、ジュネーヴの方向の途中にある美しい町、イヴォワールは見逃せないと。
イヴォワールの町 花たちが、今を盛りと競っているよう | 昔、実際に使われていた、ぶどうの絞り機 |
イヴォワール、レマン湖のそばのレストラン。 湖からの風に吹かれて、ゆったりとランチした |
アラカルト3品を注文し、3人で分けた。 このガスパッチョ、オマールえびの香りに舌も鼻も満足 |
イヴォワールにある " ラビリンス(迷路)・五感の庭園 " に寄った。
一区画毎に、それぞれ、味覚(野菜・花)、嗅覚(さわったら匂う)
触覚(おもしろい手触りの植物)、色覚(ブルーの花が珍しい)、聴覚(小鳥の声と水たまりの音)
などの庭が配置され、ラビリンスを造っていた。
そこを出て、途中から高速に乗り南下。アヌシーに夕方5時過ぎに着く。
アヌシー湖の岸辺で泳ぐ、ものすごい数の人々。砂浜も埋め尽くされていた。
時間にせかされないのが、この旅行で一番いいと思うところ。
いつもホテルに着いてから、二時間ぐらい余裕をもって夕食の予約をした。
アラビア?風テントのレストランがホテルの庭にあって
結構、味もエスニックで、おいしくいただいた。
パラス・マントン アヌシー 泊