尾道・しまなみ海道

2007年10月

10/14(日)、15(月)
  
学生時代の友達4人で"しまなみ海道"をめぐって、尾道へ一泊旅行に行きました。

新幹線で岡山まで行き、そこから岡山に住む友達のご主人の車で
尾道〜尾道大橋〜向島〜因島大橋〜因島〜生口島(いくちじま)大橋
〜生口島〜多々羅大橋〜大三島と海を見ながらのドライブ。
我々はここまでだったけれど、このあと、愛媛の今治までを"しまなみ海道"という。
ネーミング、言葉の響きがとてもすばらしい。
地図を広げると、陸続きのように、島々が連なり、果ては今治に着く。
大三島で昼食。海に囲まれているだけあって、お造りが本当においしい。
お腹を満足させ、Uターンして、生口島に向かう。
日本画家の平山郁夫の生誕地で、そこには、
平山郁夫美術館がある。
ちいさい頃に描いたという数枚の絵も展示してあり、見る人、見る人が
あまりのうまさに、驚きの声をあげていた。
我々が平面的に見ているものを、小さいころより3Dで見る事が出来たのか
はたまた、直感的に、目に焼き付ける能力があったのかしら。



その後、
耕三寺へ
成功して財を成した人が、その母親の菩提を弔って建てた寺院である。
入り口は中国寺かと思うような色彩で、日本のお寺とは趣が違う。
でも、浄土真宗本願寺派とあり、19点の重要文化財、40点の重要美術品を
有していると聞いた。



泊まりは尾道の千光寺山荘
部屋から、尾道水道がよく見え、凪いだ海に行き交う船、なんとも穏やかな気分になる。
今日、走ってきたしまなみ海道の島々が、少し煙って見える。
夜は、気の置けない友達とで、夕食は楽しい語らいの場となった。



翌日、頂上にある
千光寺公園へ
帰りは林芙美子の歌碑を見たりして、文学の道をダラダラと下へ。
途中、千光寺もさあ〜っと通り過ぎた。
山と海に挟まれた格好の町並みは、30年前に来たときと、少しも変わらず。
尾道の駅近くに、おいしいかまぼこ屋があると聞き、
それをおみやげに、今回の旅も終わりました。



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