春の便り

2005年4月


同窓会


毎月、保険請求事務のため、4,5日〜10日までは缶詰状態になります。
4月はどことも、行事の多い月と思いますが、私も今回、4月10日に小学校の同窓会へ行き
20年ぶり、50年ぶりという人と会うことが出来ました。
顔も声も変わっていない友達らとすぐうち解けて、小さい頃より、さらにフランクに話し合えた事
又、それぞれが小さい頃のイメージより、人間が大きく見えた事などうれしい再会でした。
中でも、いつもおもしろい事を言って笑わせていたKさんなど
全く今も変わらず、そのまわりは笑いが爆発していました。
2次会のスナックで ママさん ”お客さんといろいろお話させてもろうて、大分いろんな事、勉強になりました”
Kさん ”だてに年は取ったはらへんネー?” には、思わず、口の中のものを飛ばしそうになりました。
集まって来た人々の心の中に、何か暖かいものをファーと残しつつ、同窓会は終わりました。



吉野のさくらを追って



4月12日〜13日、吉野へ桜を見に行ってきました。
今回、初めての吉野でした。
バスで奥千本までいっきに登りましたところ、この時期、まだつぼみも固く、すぐ下りることにし
脚の運動とばかり、ロープウエーまで歩くこと、しばし。
上千本までの山あいに ”これぞ、吉野の桜” と思わせる遠景のさくら、又さくら。
白に近い薄いピンクの桜が、そこかしこにムワームワーと広がりを見せていました。
目の前には、淡雪のような花びらが散り急ぐかのように、風が吹くたびに
ヒラヒラ〜〜〜と舞い落ち、道を埋め尽くしていました。
初めて吉野を訪れようとする人は、やはり今回のようにまず上に登ってから下りてくるのが楽なようです。
中千本に着いたとたん、道を埋めるほどのひと・ひと・ひと。
吉野葛や柿の葉すしを売る店、酒屋、食堂、つい入りたくなるような小間物を並べている店など
いくらでも、時間はつぶせます。
学生時代の友達ら4人との1年ぶりの再会に、否応なしに気分は高揚し
おしゃべりしながら、教えられたり、教えたり、互いによい刺激になりました。
次回の旅を楽しみに帰途につきました。




都 をどり


4月21日、うちのスタッフたちと京都 ”都をどり” を見に行ってきました。
人に勧められたこともあって、一度行って美味しかった祇園の ”おくむら”でランチしました。
正式な店の名前が ”Restaurant 祇園 おくむら” というだけあって
器も料理も和洋取り混ぜてあり、バカラの中皿やヘレンドのミート皿
さらに、手ひねりの和の器などに、それぞれ色合いよく、姿よく盛りつけてあり
目も舌も充分満足しました。
ちなみにこの日のお料理は\5000円でした。ワインなど飲み物を取ると少し、高めになります。
”おくむら”のTel 075−533−2205 京都市東山区祇園切通し四条上る東側
都をどりの始まる少し前、舞妓さんによるお点前でお菓子とおうすを頂きました。
滅多に美人の舞妓さんに出会ったことがなかったけれど、おうすを出してくれた人といい
舞台のきれいどころはその名のとおり、粒ぞろいでした。
華やかな舞台を眺めながら、目の皮がたるんできて、何回も舟をこぎました。
後で、スタッフらも同じだったと聞いて、大笑いしました。なんと、風流のないこと!!


 いかにも京都らしい風情の白川あたり  八坂神社の参道
 白川あたりでまだ残っていた八重桜        都をどりの祇園歌舞練場
   赤座えびとホタテ貝のソティ
 (ホワイトアスパラのピューレと
  赤ワインソース)
 美形のお2人
         デザート

  (プリン、いちごのショート
  抹茶のクレープ包み
  ごまのアイスクリームetc)
        華やかなきれいどころ



シャンソン発表会


4月23日(土)私の所属する朝日カルチャー深緑夏代シャンソン教室の発表会がありました。
80歳を超えられた深緑先生が、一番お元気で、今も私たちを教えながら
コンサートやディナーショウに東京・大阪を飛び回っておられます。
アフタークラスでのお茶の席でお聞きするお話は、身近な話題、おしゃれの話、
今まで先生が歩んでこられた激動の時代のこと、歌に関するさまざまなアドバイスなど
いくら聞いていても聞き足りないほど、私には魅力的なものです。
現在、メンバーは20人位で50代〜80代までおり、60代がおおかたです。
発表会は年1回、4月にあり、その年の1月から練習に入ります。
3ヶ月はアッという間で、その間、特別レッスンなどで、会のオープニングとフィナーレの
曲の ”歌と動き” をみんなで併せて指導を受けます。
先日の発表会に初めて来てくれた友達が、 ”この年代の人たちが一生懸命、舞台で動き
歌っている姿に感動し、勇気づけられた” と言ってくれました。
いつも来てくれる人には、本当に目だるい事で申し訳ないと思う反面
来て頂かないと場内がいっぱいにならないという心配もあり、複雑な思いです。
こんな大変なこと(幹事の時は、同時に会の世話から発表会の準備までやらなければいけない)やらないで
歌だけ楽しんでいたらとも思いますが
ある時期の集中と緊張が、毎日を気楽に過ごしている身にとっては
とても大切なカンフル剤になっています。

オープニング
”聞かせてよ愛の言葉を”
intervalの後メドレー
”パリの空の下、セーヌは流れる・小雨降る径・パリ野郎”
私は全部、ピンぼけでした
”ボンボワィヤージュ”
フィナーレ
”シェリーに口づけ”



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