MRI
2007年6月
6/14(木) ここ数年間、受けていなかった人間ドックに行ってきました。
血液検査、心電図、眼底、胃透視、肝臓、胆嚢、膵臓のエコー、胸部写真ら
一通りの検査を、午後から2〜3時間でやってくれる。
大阪府医師会の検査室で、医師会員とその連れ合いは無料である。
約10年ぐらい前、 "ちょっと違う忘れ方をする" と、自覚したとき、夫と私は脳のMRIを受けた。
予期していたものの、二人とも年相応の脳の小梗塞があると聞いたとき
"やはり、来たか" と我が現実を認めざるを得なかった。
"今回も受けますか?" と夫に聞いてみた。
"受けてもいやな思いをするだけだから、やめる。" の一言で中止。
どちらでもいいけど、それが自分の現在なんだから、私は別にいやとは思わないが・・・。
けれど、私は別個に腰のMRIを撮ってもらうことにした。
健康について、なんだかんだと言っても、散歩にも行かず、ゴルフも去年一年間行っていない。
足腰を鍛える前に、腰痛を起こしていたので・・・。
見せてもらった写真には、骨と骨の間から何ヶ所も、少し角が出ていた。
"そんなに大した状態ではないですよ" と言われても、痛いものは痛い。
"タンスなどを持ち上げることなんかしないで、貼り薬と痛み止めで、だましだまし、いって下さい。"
半分、ジョークとは知りつつ、"誰がそんなことをするものですか!"
と心で本気に反発し
口では "はい、わかりました。" と素直な患者である。
10年前のMRIの装置は、道路工事の削岩機の真っ只中にいる感じだったけれど
同じ強さの騒音が続く中、その単調さに私はうとうとした。
でも、10年でかなり装置も変わったみたい。
検査前の説明で "ちょっとやかましいので、もし気分が悪くなったら、知らせて下さい"
と、ブザーを握らされた。 その上、B.G.M.も快く聞こえた。
突然、耳をつんざくような激音。すぐに止む。又、違う轟音が響く。あの説明の意味がよくわかった。
音だけを追っていると、眠れるどころか、本当に頭が変になる。
思考転換。 昨日、一昨日、その前と食べたものを思い出すことに、脳を集中させた。
不思議にも音は小さくなり、まだ一生懸命考えている途中で
"はい、終わりました。" との声で、我に返った。聞くと20分間ぐらいの検査だった。
血圧の高い人、精神不安定の人には、ちょっときつい検査かも。
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