石垣島行き

2005.01


新年石垣島へ行ってきました。 海辺でボーッとしてくるつもりで・・・・・。
水着と本を持って・・・・・。 着いたとたん、縮み上がりました。
その晩は、まれに見る寒さで、10度以下だったそうです。暖房設備のないペンション(エクレシア)の部屋で
小さな電気ストーブを持ち込んでくれたのですが、寒くて寒くて毛皮を着て冷たいベッドにもぐりこみました。
ボーッとしたいという思いは、完全に当てがはずれました。
仕方なしに、快晴に恵まれた翌朝、プライベートガイドに観光コースから離れた場所に、連れて行ってもらいました。
公営でありながら、経営から手を引かれた牧場では、野放しで餌も満足に与えられず
白骨化した牛や馬の骨がところどころに見られました。
板のような根(板根)が地表に出て、まるで屏風が木のまわりに突き出ているような
サキシマスオウノキを見に行ったり、人の行かない鍾乳洞に行ってきました。
(ライトを手に、ダイバーブーツをはき、頭を打ちながら、下の写真のえびと
何匹かのこうもりを見るのに、狭い間隙をすべり、やっとの思いで行ってきました)

西表島ではマングローブの生い茂った水辺を船で進み、グラスボートで珊瑚や熱帯魚を見たり
竹富島ではどこからともなく聞こえる蛇三線の音色に、心なしか、異国を感じました。
帰りの便をちょっと遅らせ、沖縄の国際通りでは琉球漆器や地酒を置く酒屋に寄ったり
おいしい琉球料理で有名な ” ゆうなんぎい ” に行ったり・・・・・。

今回の石垣島行きは、急な思いつきでいくことになり、急遽、ネットでホテルを探しました。
1月1日2日はペンションしかなく、3日4日はグランドホテルが取れました。
でも、このペンションの滞在は、とても有意義でした。
オーナーがオ-ディオマニアで、ジャズ〜クラシックを年代物の蓄音機で聞かせてくれ、夜、遅くまで楽しめました。
オーナーの奥さんがイタリアへ2年間、料理修行に行ったとか・・・。
朝食に出たホームメードのハムは”さすが”でした。
又、上に書いたプライベートガイドも、このペンションに遊びに来てた人で
夏はダイバーのインストラクター、冬はネイチャーガイドをしてるそうです。

あんなこんなで、ボーッとどころか、アクティブライフになり
ました。



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