2011年5月

やりすぎがアダ


連休の残り、
5月4日、5日と、とてもいいお天気に恵まれた。
こんないい日に仕事なんてな〜と夫のいうのを、すぐに受けて
じゃ、散歩に行きましょうとなった。変わりばえのしない万博記念公園へ。
ただ、今回は、初めて、園内をぐるっと回る汽車型バスに乗った。
地図で見ると、日本庭園の南側に、大きく広がった自然文化園を廻るらしい。
配色よく植えられた花々の間や、広大な広場の中で遊ぶ家族連れを横に見て
汽車型バスは行く。
久しぶりに聞く野鳥の声も耳に心地よく、吹く風も太陽も、すべて、穏やかであった。
閉門まで少し時間があったので、さらに日本庭園にも足を延ばし
緑の空気をいっぱい吸って、帰ってきた。






翌5日、昨日の帰り、千里中央駅で、京都定観バスの 非公開文化財特別公開 を
やっているのを知り、その場で申し込んで行ってきた。
どこかに出かけたいが、急なことで、決めかねているとき
定観バスのちらしは、便利である。数ある有名どころから、その時の気分で選べるから。


コースにあるのは、知恩院三門・大徳寺本坊・得淨明院・俵屋吉富
この俵屋吉富が、夫の本命らしい。
甘党の夫は、日頃からテレビの和菓子の番組をチェックし、ことごとく、録画している。
いつか、訪ねようとその和菓子店をメモしているぐらいですから。


山門と思っていたら、三門だった。とても急な階段を、上った記憶がある。
今は、右端のような上からの渡り廊下が出来ていて、小さな子供でも、三門の中に入ることができ、京都市内を見下ろせる。


大徳寺の方丈(禅宗寺院の住職の居室)の襖絵は狩野探幽筆と聞いたが
絵は素晴らしいように思うが古くて、鮮明さに欠ける。写真も撮っていない。

左は、信州善光寺の京都別院として建てられた「得淨明院」。
特筆することもないが、境内に多種多様のあやめが植えられていて
何となく、尼寺としての優しい雰囲気に囲まれている。

京都で和菓子屋としてはとても古く、その資料館も公開している。



散歩づいたついでに、5月15日
大阪市鶴見区にある、鶴見緑地・花博記念公園の
「咲くやこの花館」へ行ってきた。
家のまわりでは見られない、高山に咲く花から砂漠に咲くサボテンまで
花好きには、わくわくする空間である。
とは言っても、ここは大きなガラスに覆われ、管理された温室の中。
やはり、花も木も自然の中にあって
風に揺れたり、枯れかかったりするのを見るほうが、好きである。




この月は思いもよらず、3回もよく出歩いたものである。
帰ってくるたびに、相当疲れ、夜はよく、眠れたのはいいが、
最後のほうで初めて、膝の痛みを覚えた。
いよいよ、お年寄りゲートへの入門?
最近、駅の階段を駆け下りることや、原付で太鼓橋を駆け上ることもやめた。
何事も、セーブしないと・・・と、自覚し始めている。