第四日目
 1/2(日) この日が最後の日。夜中の12時半、ハノイを飛び立つ。
       朝はゆっくり。午後は予約してもらったシクロ(自転車の前に座席がある)で
       ホワンキエム湖の周囲、又そこから延びる裏通りをめぐった。
       低い目線で見る限り、5〜6年前のベトナム・ハノイと
       少しも変わらぬ町、変わらぬ人々の毎日が見えた。

朝、ホアンキエム湖の辺りを散策 犬の散歩のように
鳥の愛好家が集まって談笑していた
湖の真ん中にハノイのシンボル・玉山祠
こんな狭い通りでさえ、間隔あけずに
ブレーキとクラクションでせめぎあう
たまたま、町中の結婚式に出くわす



       ホテルで早めの夕食をとり、夜8時、予約のタクシーに乗り
       45分ほどで、空港に到着。
       渋滞を考えて、早めに出てよかった。
       空港内も人・人であふれていた。

       ハノイ 夜中 0:30発ーーー3時間35分のフライト
       関空  朝 6:15着(時差+2にしている)で無事、帰ってきました。





   バイクの行き交う道端で、食べ物を売ったり、地べたに、かがんだまま
   食事をしている光景は、5年前と少しも変わっていないし、店もそのまま。
   めまぐるしく変わる日本の都会に戻ってきた時、あの変わらぬ光景は
   国民性に由来するのだと思った。
   不潔は不潔のままで、それをどう清潔にするかの思いが及ばぬみたい。
   だからといって、何でも新しくする、建て替えてしまう日本のやり方も好きでない。
   ほどほど便利にして、古いもの(習慣とか、建物)を大切にする考え・そのものが
   心の糧となるように思うから。

   ほんの四日間の旅だったが、慎重さに欠けたり、後悔先に立たずのことが
   あったりで、もっと、シビアに物事に対処しなければと思った。