クエを食べに
2009年2月
2/11,12 と、白浜へクエを食べに行ってきました。
" 九絵 " と書いているのを見た事あるけれど、どんな意味があるのでしょう。
顔つきは " たら " の兄弟といったところ。
去年、知り合いを通じて、和歌山より、クエ鍋セットを送ってもらった。
どのぐらい、おいしいのか、全く想像できなかったけれど、やっぱり大したことなかった。
今回の一泊二食の料金から見て、あまり期待はしていない。
行く前の日になって、途中のみなべの梅が満開と知り、途中下車することにした。
低い山の斜面に梅を取るために植えられた梅の木は、大方、白に近い。
真っ白ではないので、遠景だと色がぼやけて冴えない。
その間を行く小さな人影が見える。
へぇ〜、かなり歩いてきたのに、あの距離を歩けるのかしらと思わず引いたが
そこは身のため足のためと、ボチボチ歩き出した。
満開ゆえか、香りも、いっている中、ただ黙々と前に進み
1時間のウォーキングで梅見は終わった。
今晩の泊まりは[白良荘グランドホテル]。
その昔、[白良荘]時代、確か、小学校のとき、修学旅行で来たと思う。
今は五階建てか六階建ての立派な建物に変わっていた。
JTBの推薦NO1 ホテルとして誇らしげに何枚もの賞状が飾ってあった。
施設の手入れが行き届いていて、スタッフの応対も丁寧。
夕食前に温泉に入る。いくつもの湯ぶね、サウナ、露天風呂、どれも清潔で気持ちいい。
白良浜の一等地に立つこのホテルの展望風呂から
弧を描く美しい海岸線が見えた。
"くえ会席を堪能する・・・"という名のコース料理とあって、ヒレ酒に始まり、入れ替わり立ち代り
すべて、ほんの少しだけれど、クエがついていた。
クエらしき味がわかったのは、クエ鍋だけ。
それもそんなに強い印象ではなく、ふっとクエの香りが鼻をかすめた程度だった。
2/12(木)白浜駅とホテルの間に"とれとれ市場"があると聞いていたので
タクシーを頼んで、10分ぐらいで着いた。
平日にもかかわらず、大変な盛況だった。
ちりめんじゃこ〜クジラまで何でも揃っていて、まぐろの解体をやっている最中だった。
一角に食堂もあり、この市場で買ったお造りも、持ち込んで食べる事が出来ると聞き
この、おろしたての新鮮なマグロを味わえた。
北から南、いろんなとれとれ市場があると思うが
日本最大級の海鮮マーケットと自負するだけのことはあると思った。