007(ダブルオーセブン)
2009年1月
最新の007 "慰めの報酬 " を見てきた。
夫婦揃って、ボンド映画のファンである。
ボンド映画は、演技がどうこうよりも、エンターテイメント性が期待される。
さらに女性にとっては、ボンドの魅力性も。
初代のショーン・コネリーのボンドは、今も心に残る。
ストーリー性とわかりやすい主題性。護身と攻撃の秘密兵器が
笑ってしまうほど、よく、出来ている。
国の秘密諜報部員として、身を危険にさらしながら活躍する一方
共に戦うセクシーな女性との、つやっぽいラストシーンで幕が下りる。
ショーン・コネリーのあと、何代も代わったけれど、ロジャー・ムーア、ピアース・ブロスナンなど
どこか、ショーン・コネリーと共通点があって、好きである。
まず、ジェントルマンであること、男のエレガンスとセクシーさを、併せもつところかしら・・・。
前回、今回のボンド役、ダニエル・クレイグはちょっと、違う。
恋人を殺され、復讐する・・・。悪事を働く男たちを追いかける・・・。
あまりにも、スピーディーかつ強烈な場面の展開で、余裕がなく
一生懸命、目を見開いていなければならなかった。
見終えた後、何を見たのか、ただ、息もつかさずのバイオレンスの連続だけが目に焼きついた。
今までのボンド路線とは変わってきたみたい。
それでも、私はこれに懲りず、次回も見てしまうでしょう。