東山魁夷展
8/15(金) 帰りの日
ペンションの周りは、白樺やぶなの木が大きく成長し
昨日の雨で、木の葉がみずみずしく、朝の光に輝いていました。
朝、ダイニングに降りていくと、はや、朝食の準備が出来ていました。
クラシック音楽が流れる中、窓の外に緑を感じながら
朝食をとるなんて、なんて、気分のいいこと!
出発まで時間があったので、あたりを散策することに。
やかましいぐらいのコオロギの大合唱、風に揺れるコスモス。
もう、秋が来ているのです。
大阪に帰る前に、長野まで行き、長野県信濃美術館へ。
生誕100年 東山魁夷展を見るために。
チケットに印刷された 《道》 が、彼の画壇の地位を
不動のものにしたと聞く。
萌いずる春や灼熱の太陽といった、烈しいものは一つもない。
そこにあるのは、静寂と抒情。覗き見ることのできない彼の心の深淵。
実際には存在しない馬や滝を描く事で
さらに、観るものを心象の世界に引き入れる。
収穫多い一日でした。
長野 15:00 発 新大阪 19:06 着 で、帰ってきました。
今回、旅行社に全部、任せたけれど、乗り継ぎに思わぬハプニングが起こり
時間に全く、余裕がなかった。
夫には、本当にきつい乗り継ぎだったと思う。
今後は、十分な時間をとり、次の電車を待つぐらいの余裕あるプランを立てようと思う。